半鐘山を守る闘い

2003年12月9日 突然業者が工事再開 住民緊急に抗議行動

2003年12月09日

12月9日の朝、業者が住民に何の知らせもなく、しかも工事の許可表を提示することなく、工事を再開し、木の伐採を始めた。
住民は急遽あつまり、京都市職員を呼び出し、中止をもとめた。
連日にわたり、半鐘山の前で抗議行動を行うとともに、地方裁判所に、仮処分の決定を早く出してもらうように要請。
この間にもどんどん木が切られる。

←早朝の抗議集会の様子。後方に木を切るクレーンが見える。

2002年9月9日 フランス・パリのユネスコ世界遺産センターへ

2002年09月09日

本日、東山36峰のひとつ半鐘山の開発問題で、「半鐘山と北白川を守る会」の代表ら3名がフランス・パリに直接行き、ユネスコ本部に申し入れをしました。
 同時並行で、京都で僕たちが記者会見。パリから国際電話が入り、「半鐘山問題を調査する」との回答があったことが報告されました。
 世界遺産である銀閣寺(慈照寺)を日本政府が遺産として申請した平成5年10月には、銀閣寺を世界遺産としてまもるためのバッファゾーン(緩衝地帯)の中に、半鐘山も入っていたことは、ユネスコも認めています。にもかかわらず、今回の半鐘山を削る宅地開発の許可を出したことは、きわめて問題があると考えます。半鐘山を守る闘い、それは価値ある人類の遺産を未来につなぎ、同じ過ちが二度と繰り返されることのないようにする闘いであることを実感しています。ぜひご協力をお願いします。

京都の緑と景観をまもる~半鐘山を守る闘い~

2002年09月01日

僕は今、北白川の自然と暮らしを守る会の事務局長をしている(議員になる前から)。この会は、その名のとおり北白川学区の住民の願いを取り上げ実現していくところ。この会が今、地域のみなさんと闘っているのが、半鐘山のみどりをまもること。詳細は順次UPしていくが、写真のとおり、銀閣寺と哲学の道に連なる東山36峰の一つといわれる里山=北白川山(通称:半鐘山)を、そっくり削って宅地開発されるという計画が沸き起こり、その後、住民のみなさんとスクラムを組んで闘ってきた。このページでは、その経過と問題点などについて今後詳細に報告したいと考えている。 写真は2000年、岡村氏撮影。

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