教育文化センターで吉田区役所問題を考える会主催が主催して、左京区南部のまちづくりを考えるつどいを開催しました。
参加は、ビラを見て来たという方も含め、受付名簿に書いてあったのが42名。
はじめに、京大岡田教授による、講演40分のあと質疑応答。講演は自治体の住民自治、地域住民主権という角度からの他市の例を京都市の例を比較しての課題、問題点、その解決のための住民の取り組みの大切さを語っていただきました。
質疑では、松ヶ崎橋を考える会から「ややもすると、住民の運動は自分の利害だけのために動いていると後ろめたさがあったけれど、先生のお話を聞いて、住民の主権にかかわる、さらに街づくりにかかわる運動だとわかり、感銘した」と述べた上で、国の地方分権の流れと、自治体での総合区役所政などの集権化があり、そのせめぎあいはどこにあるのか、松ヶ崎住環境を考える会から、住民主権と議員の関係は、行政が住民にはからずに計画をすすめることをどう考えるか、錦林の方から地方分権と地域住民主権の違いは?など、今日の総合区役所政の本質的な問題にかかわる質問があいつぎ、最後は岡田先生がホワイトボードまで活用して、道州制の関西財界の狙い、民主党政権の「地域主権」の問題点、住民と議員の関係など、相当丁寧に展望もてる話をしていただきました。ものすごくうなずきながら、理解がふかまった様子でした。
7時すぎから40分の講義でしたが、その後8時15分くらいまで質疑と解説が続きました。
その後、参加者から意見交換。松ヶ崎北泉橋松ヶ崎住環境考える会、高野架橋を考える会準備会、岩倉考える会、吉田児童館学童クラブ、区役所跡地に文化施設を求める会、共産党錦林後援会、富樫市議がそれぞれ、経験や思いを発言。錦林後援会アンケート結果には、みなさんすごく頷いておられました。また吉田学童の発言で、「学童横の駐車場にマンションでも立てば、児童館に全く日があたらなくなる。これまで区役所問題は関心と心配があったけれど、なかなか発信できてなかった。もっと協力して発信したい。役員会でも論議したい」との発言も感銘を呼びました。
終了前に松ヶ崎架橋を考える会から「なぜいまさら橋を創るのか。車が増えて環境も壊れるし、10億あるなら、岩倉出張所や吉田区役所を住民のために使うべき」と発言。すると、高野の橋を考える会の方から、「私は20年前まで橋賛成だった。なぜなら40年前に橋ができるからと商店街に引っ越してきた。ところが商店がだんだんさびれ、いまさら橋つくって車がくるだけ。私も10億もあるなら、岩倉や吉田のために使ってほしい。橋はつくらないで」と。拍手がわきおこりました。閉会あいさつで、「ぜひ今後、こういう共同した取り組みを今後行いたいのですが」と提案すると、みなさん了承。
終了後、松ヶ崎のかたが「すごくいい会だった。これは先延ばしにせず、すぐに1回2回と取り組みを広げましょう」と言われるなど、「左京区南部のまちづくり」でなく、「左京区全体のまちづくり」という内容の発展の大切さと、これまでの住民の粘り強い運動が共同する大切さを実感するものでした。
会議終了後、吉田であつまり、今日の取り組みを全戸配布すること、それぞれの会にもそれを渡すこと、今後連携して役所申し入れなども検討すること、など検討しました。とくに全戸配布は知事選挙がありますが、3月初旬に完成させて行うことをきめました。