この日の朝、木の伐採も含めた工事の中止を求める命令が下りた。本当に画期的な内容。僕たちは半鐘山の前にあつまった。決定文書を地裁にとりにいった住民の方がタクシーで半鐘山の現場に駆けつけた。
そして、その場で業者を呼び出し、決定を読み上げ、工事の即時中止を求めた。
業者もさすがに命令には背けず、工事を中止せざるをえなかった。
マスコミも殺到。住民は大喜びで、弁護士会館での記者会見に向かった。
記者会見で、尾西共同代表は「半鐘山を守ることは京都の緑と町を守ることにつながる。とりでとしての闘い。勝利の意味は大きい。光がさしこんできた」と感慨深く語られた。僕は心から感動した。僕もテレビに向かって「許可を下ろした京都市の責任は重大」と告発した。
夕方のテレビのニュースに流れたようだ。
↑業者に工事の即時中止を求めて申し入れの様子 後ろの山の木が切られていることがわかる↑
2003年12月18日 京都地裁で工事の中止を求める命令が下る
更新日:2003-12-18 | 半鐘山を守る闘い