本日、東山36峰のひとつ半鐘山の開発問題で、「半鐘山と北白川を守る会」の代表ら3名がフランス・パリに直接行き、ユネスコ本部に申し入れをしました。
同時並行で、京都で僕たちが記者会見。パリから国際電話が入り、「半鐘山問題を調査する」との回答があったことが報告されました。
世界遺産である銀閣寺(慈照寺)を日本政府が遺産として申請した平成5年10月には、銀閣寺を世界遺産としてまもるためのバッファゾーン(緩衝地帯)の中に、半鐘山も入っていたことは、ユネスコも認めています。にもかかわらず、今回の半鐘山を削る宅地開発の許可を出したことは、きわめて問題があると考えます。半鐘山を守る闘い、それは価値ある人類の遺産を未来につなぎ、同じ過ちが二度と繰り返されることのないようにする闘いであることを実感しています。ぜひご協力をお願いします。
2002年9月9日 フランス・パリのユネスコ世界遺産センターへ
更新日:2002-09-09 | 半鐘山を守る闘い