左京子育てネット
記念すべき第10回ピースパレード&ピースコンサート
2013年03月23日
今年で10回目となりましたピースコンサート。100人以上の参加でした。
一回目は、イラク戦争開戦から一年たった時の世界抗議行動に際し、3月で屋外の集会ばかりでは、寒いし子育て世代も参加でき、意思表示できるものを考えようと、子育てネットで論議して、風の子保育園をお借りして開催しました。その時から僕はかかわって今日を迎えることができました。
今年は会場を一回目にお借りした風の子保育園に場所を戻して開催し、できるだけ多くの方から参加型で歌おうとなり、1グループに一曲はみんなで歌うように企画が進みました。
百万遍交差点の南東角で、参加者があつまって歌を唄いながら平和についてアピールを30分程度行った後、京大博物館前からパレードを行いました。コースは東大路通南下して、近衛通を東に向かい、鞠小路を風の子まで。子どもたちと横断幕をもって歩くので、かなり目立ちました。
開始前には、この9年の歩みをスライドで、一回目から中心で頑張っていただいてきた浦さんの解説付で視聴。また壁にはこれまでの歩みなどの張り出しも。パレードを終えた参加者は子どもたちとホールに座って、手作りパンなどをほおばりながら、しばしほっこり。そして本番。
左保連中村会長のあいさつののち、毎年出演していただいている親子の「想音舎」さん、心に染み入ります。民青同盟高校生による平和クイズや、つながり9条の会の子どもたちや参加者みんなで一緒に手遊び、そして第一回目から毎回かならず出演していただいている「うた草」さん。男性3名の労働者による職場や実体験から生まれたオリジナルの曲。僕は一回目に歌を聞いて、衝撃をうけ毎回たのみこんで出演していただいています。実は、卒業式の祝辞で、オリジナルの歌詞を卒業生の前で読んだくらい、心に響く歌です。そして絵本の読み聞かせと学童・児童館の皆さんによる迫力満点の太鼓。子どもも参加して盛り上がる。福祉保育労働組合は、エイサーを披露。忙しい中、準備していただいてばっちりカッコいい。はつらつとした若さに感激です。少年団の青年や子どもたちによる歌は、青年が自ら取り仕切るステージで感心しました。退職教職員の会は、さすが熟練の経験に裏打ちされた手遊びを入れた歌で、会場全体が子どもたちも含め大いに盛り上がりました。洛北青年合唱団も恒例ですが、さすがに聞かせる歌でさすがです。最後は「コマサク」男性デュオでオリジナル曲は心に染み入り、コマサクさんのリードで翼をくださいを参加者全員で合唱して終了。最後は、一回目からかかわっていただいている河合さんによるあいさつ。
本当に10年続いたんだなという感慨と、さらなる10年目指して頑張ろうと力の湧く取り組みでした。
第9回ピースコンサート&パレード
2012年03月20日
イラク戦争開戦に抗議し子どもも参加できる平和を考える場を!と始めた「子どもまん中まちづくり ピースパレード&ピースコンサート」が今年も20日、左京区の朱い実保育園を会場に開催されました。今年で9回目で、赤ちゃんから小・中・高・大学生、大人までパレードに50人、コンサートには100人が集いました。
僕は今回も実行委員として、お手伝い。第一回目の立ち上げの時からズーッとかかわってきた大切なコンサートです。
パレードは、「原発も核兵器もない世界を子どもたちに!」と 福保労いけどんバンドやアコーディオン演奏などでにぎやかに百万遍近辺を行進しました。
コンサートでは、恒例のうた草、コマサク、琉球国祭り太鼓、洛北青年合唱団、想音舎が、原発反対や平和への願いをこめて演奏しました。小学生団員から指導員の大学生までにぎやかに、仲良く歌う少年団に元気をもらい、退教左京支部による「みんなで考えよう、平和クイズコーナー」も大いににぎわいました。
「子ども子育て新システムに反対!」と福保労の仲間、京大職員のこかりなバンド、退職教職員の会、新婦人など、子育て、教育にかかわる大人たちの熱い思いの伝わるコンサートでした。
会場内では被災地ボランティアの写真パネル展、京建労左京支部の被災地支援の物資販売なども行われました。
第8回ピースコンサート&(パレード)
2011年03月20日
今年のコンサートは、東日本大震災もあり、パレードをとりやめて百万遍で募金の訴えとなりました。しかも、僕は選挙でもあったため、募金には参加しましたが、コンサートは準備だけ。本当に残念でした。しかし、今年も多彩な参加者で「ほのぼの」した平和を考えるコンサートになったと、ご苦労さん会で聞きました。来年は9回目、そして10回を目指し頑張りましょう。
第6回憲法9条を守る左京平和の夕べ 糸数慶子さんを招いて
2010年08月07日
今年で6回目を迎える「憲法9条を守る左京平和の夕べ」を教育文化センターホールで開催しました。僕は1回目から実行委員で、今回も微力ながらみなさんとご一緒させていただきました。会場には、9条パンなどを並べ、糸数さんの著書も販売するなどにぎやかでした。
開幕太鼓のあと、保育園の先生などがエイサーを披露。
続いてNPT再検討会議と世界大会の報告をうけ、糸数慶子参議院議員による「沖縄―平和への道 憲法9条と沖縄のこころ」と題したお話をしていただきました。
自らの亡くなった兄の体験をまじえ、沖縄の旧盆に米軍基地内にあるお墓に許可を得てお参りできるが、弾薬等があるため、ろうそくもお線香もマッチも検問で取り上げられること、外務省出先機関が沖縄にあることなど、実体験にもとづく生々しいお話があり、会場は静まり返りました。
その上で、11月の知事選挙が極めて重要であること、民主党政権では沖縄の願いが生かされないこと、だからこそ民意で政治を動かすことが必要だ、と熱く訴えていただきました。
またサインセールも行われ、その場で20数年前に、沖縄でバスガイドの糸数さんと写した写真をもって会場に来られた方、自分がつけていた9条をかたどったネックレスを糸数さんにプレゼントするなど、平和と基地撤去を求める広がりを感じました。
僕は京都駅から会場まで、そして会場からホテルまで車で送迎したけれど、その間、沖縄のこと、政党のことなどいろんなお話をお聞きし、本当にがんばらねば、とほとばしるものを感じました。
ホテル前で、「沖縄に来られたらお会いしましょう」と糸数さんが差し出された手を僕も思わず両手で握りしめて、お別れしました。
遠いところ本当にありがとうございました。
会場で沖縄に連帯する寄せ書きを書いてもらい、最後に糸数さんにお渡ししたところ、沖縄で8月15日に映画上映のつどいをするので、その時に必ず京都からの激励を紹介します、と言っていただきました。