光永敦彦 様
はじめまして
私は、京都難病団体連絡協議会に加盟する京都IBD(炎症性腸疾患)友の会の藤原と申します。
先日は、「府会だより」をご送付いただきありがとうございました。このなかで先生がご質問いただいた難病患者等の療養見舞金の廃止に関する質問を興味深く拝見し、議事録を読ませていただきました。
ほんとうに廃止のいきさつを知り、京都府の対応はデタラメというかひどい話だと思います。
残念ながら今年度から廃止になってしまいましたが、光永先生の議会質問がなかったらこういった廃止のいきさつというか真実さえ明らかになっていないところでした。
明らかになったということだけでも先生の質問は価値があったと思います。
謝意申し上げます。ありがとうございました。
また、拙著のHPのプログにも少し経緯を紹介させていただきました。
これからのご活躍も期待申し上げます。
以下はブログから転載させていただきました。
2008年4月22日 (火)
療養見舞金の廃止の経緯
京都府が「難病患者の精神的負担に慰謝するため長年実施してきた」とする、難病患者等に年1回支給してきた療養見舞金が今年度から廃止されてしまいましたが、この件について光永敦彦京都府会議員(共産党)が、3月14日の府議会において山田知事に質問されました。
この議事録がHPされています。
この質疑で注目すべきは、山田知事は廃止の理由を「難病連絡協議会などで専門家から意見を聞いて決めた」と答弁しました。
しかし、難病医療連絡会は平成18年度も19年度も一度も開かれていなかったということです。
開かれたのは平成16年と17年に1回ずつ、しかもこのときは療養見舞金の廃止に関する意見はなかったということです。
そして、昨年7月頃に、外部委託委員による「事業仕分け」というのを行い、わずかの時間の討議で廃止が提案されたということです。
この外部委託委員というのも誰なのか明らかになっていません。おそらく医療とは関係無い分野の方々ではないかと推察されます。
そして、府から京都難病連に説明があったのが今年の2月。
ということは知事の説明はなんだったのでしょうか。ひどい話です。
そして、山田知事は「患者さんらとお会いして新しい事業で充実したい」と答えざるえなかったそうです。
難病団体の側に立って府議会で質問いただいた光永議員に謝意を申し上げます。