サッカー部の夏季大会が終わりました。
友の部屋には「ベスト8を目指す」と書いて毎日頑張ってました。
3回勝利して、次はいよいよベスト8を目指す試合。
その日は大雨。試合がはじまると見る見るグランドはぬかるんで、途中からボールが浮き上がるほどの田んぼ状態。
友たちはズーッとパス主体のサッカーを目指してきたので、こうなるとパスが通らない。1対0で迎えた後半。なんとフリーキックのボールに友が反応してシュート。同点に追いついた。同点のまま終了しPKに。
5人づつけって多くゴールした方が勝つ。友は最後5人目のキッカー。雨で足元のボールが落ち着かず、コースを狙うと外れる可能性があるため、多くのキッカーが次々キーパーの真正面に蹴ってしまう。友の番。友も同じように真正面になってしまい、キーパーに止められた。5人で決着がつかず、サドンデス方式。つまり失敗した方が負け。6人目、失敗して次に相手の6人目。これが決まれば負ける。そして決められてしまい目標のベスト8には届かなかった。みんな大雨の中、うなだれる。残念だけど本当よく頑張った。
翌日、3年生のサッカー部と保護者、先生があつまり、ご苦労さん会を開催。
一人ひとりがあいさつ。みんな、しっかり挨拶して、親は泣きまくり。
そして友の番。
「今まで、みんなとがんばってこれて楽しかったし、先生には何回もアホことしてお世話になって、いろいろ教えてもらったし、学んだこともいっぱいあったし、親にはいろんなことしてもらって自分を支えてもらって、今までずっと言えなかったけど、今までありがとうございました。これからもよろしくお願いします。」
僕も妻も泣きました。