記念すべき第10回ピースパレード&ピースコンサート

今年で10回目となりましたピースコンサート。100人以上の参加でした。

一回目は、イラク戦争開戦から一年たった時の世界抗議行動に際し、3月で屋外の集会ばかりでは、寒いし子育て世代も参加でき、意思表示できるものを考えようと、子育てネットで論議して、風の子保育園をお借りして開催しました。その時から僕はかかわって今日を迎えることができました。

今年は会場を一回目にお借りした風の子保育園に場所を戻して開催し、できるだけ多くの方から参加型で歌おうとなり、1グループに一曲はみんなで歌うように企画が進みました。

百万遍交差点の南東角で、参加者があつまって歌を唄いながら平和についてアピールを30分程度行った後、京大博物館前からパレードを行いました。コースは東大路通南下して、近衛通を東に向かい、鞠小路を風の子まで。子どもたちと横断幕をもって歩くので、かなり目立ちました。

 開始前には、この9年の歩みをスライドで、一回目から中心で頑張っていただいてきた浦さんの解説付で視聴。また壁にはこれまでの歩みなどの張り出しも。パレードを終えた参加者は子どもたちとホールに座って、手作りパンなどをほおばりながら、しばしほっこり。そして本番。

 左保連中村会長のあいさつののち、毎年出演していただいている親子の「想音舎」さん、心に染み入ります。民青同盟高校生による平和クイズや、つながり9条の会の子どもたちや参加者みんなで一緒に手遊び、そして第一回目から毎回かならず出演していただいている「うた草」さん。男性3名の労働者による職場や実体験から生まれたオリジナルの曲。僕は一回目に歌を聞いて、衝撃をうけ毎回たのみこんで出演していただいています。実は、卒業式の祝辞で、オリジナルの歌詞を卒業生の前で読んだくらい、心に響く歌です。そして絵本の読み聞かせと学童・児童館の皆さんによる迫力満点の太鼓。子どもも参加して盛り上がる。福祉保育労働組合は、エイサーを披露。忙しい中、準備していただいてばっちりカッコいい。はつらつとした若さに感激です。少年団の青年や子どもたちによる歌は、青年が自ら取り仕切るステージで感心しました。退職教職員の会は、さすが熟練の経験に裏打ちされた手遊びを入れた歌で、会場全体が子どもたちも含め大いに盛り上がりました。洛北青年合唱団も恒例ですが、さすがに聞かせる歌でさすがです。最後は「コマサク」男性デュオでオリジナル曲は心に染み入り、コマサクさんのリードで翼をくださいを参加者全員で合唱して終了。最後は、一回目からかかわっていただいている河合さんによるあいさつ。

 本当に10年続いたんだなという感慨と、さらなる10年目指して頑張ろうと力の湧く取り組みでした。